2006-03-16 第164回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
それから、所得の高い人はすぐこちらの中央に出掛けてきてある一定期間治療を受けて帰ると、所得のない人はどうしようもないという、本当に人道的でない今状況が出てきています。
それから、所得の高い人はすぐこちらの中央に出掛けてきてある一定期間治療を受けて帰ると、所得のない人はどうしようもないという、本当に人道的でない今状況が出てきています。
現実の経験から言うならば、ある一定期間治療して、そのことによって症状がはかばかしく改善しないという状況をもって症状固定という判断をされている事例が非常に多いのでございます。そして、このような判断をする場合に、それぞれの疾病の疾病として持つ重篤度に差があるとしても、それぞれの疾病あるいは障害の重症であったものほど症状固定という処理を受けやすいという問題を持っています。
そういうような実情にございますので、現在法務省におきまして治療処分というものの新設を検討しておるわけでございますが、これは精神病あるいは覚せい剤等の薬物中毒などに起因いたします精神障害のため殺人、放火、こういった一定の重大な犯罪を犯した者で、再度これらの重大犯罪を犯すおそれがあるにもかかわらず、刑法上刑罰をもって対処し得ない音あるいは対処が困難な者につきましては、裁判所の判断によって一定期間治療のための
だから、刑務所には収容しませんよ、医療施設、保安施設に収容しますよ、そして一定期間治療について努力をしますよ、当然医学界の協力を得なければ治療はできないわけでございますから、そういう人たちの力をかりて努力をしていきたい、こういうことでございます。
一番はっきりしておりますのは言語障害でございまして、言語障害などはある一定期間治療的な教育と訓練をいたしますれば、決して六年間別の学級に行く必要はないわけでございまして、できるだけ早い機会に治療的訓練を積ませて元の普通の学級に返すような措置をできるだけ推進いたしたいと考えておるわけでございます。
中毒患者につきましては、これはこの法律が制定施行されましたら強制収容の条項が直ちに働くわけでございまして、そうしますと収容施設に六カ月を限って一定期間治療のために収容ができるわけでございますから、そういう面からの対策は十分講じられなければならない。
三、療養所に入所して一定期間治療を受けた者で、医師の診断の結果病毒傳播のおそれなしと認定された者に対しては、本人の申請により軽快退所を許可をすることを規定すること。四、癩患者の身上に関する祕密保持を嚴守すること。五、癩患者が癩療養所に入所することによつて、その家族が生活の保護を要する状態にある場合には、保護を行わなければならないことを規定すること。